2011年09月19日

スケッチブックの使い方 - 目黒区美術館

当館で所蔵する資料から澤部清五郎のスケッチブック群と、作家遺族から調査の依頼を受けている小川千甕のスケッチブック群。ともに百冊以上の中から、十代から晩年までさまざまな試みや海外を含む旅の足跡を示すものなど、興味深い事例を選び展示します。そのままでは一冊につき見開き一つ以外の展示が困難なため、高精細な画像を撮影し、内容を「めくっていく」プログラムとして構成し、インスタレーションとしてまとめます。

http://mmat.jp/exhibition/archives/ex110723


スケッチ精度もすんごいですけど
氏はイメージをどうアウトプットし、作品を完成させていくか
最初のプロセスを見ることが出来るのは、面白いですね
スケッチブックの使い方、だけでなく
頭の中の断片の構築の仕方、この二つでしょうね。

今回この展覧会に合わせて
過去の展覧会図録が500円均一という
類を見ない価格設定にホイホイ釣られまして
あれこれ長時間迷いましたが、『色の博物誌』購入しました。
こういう切り口もあるもんだな!と
機会あれば自分の作品展の参考にもなれば。
posted by じゃいじゃい at 22:40| Comment(0) | 鑑賞所感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月11日

アラヴェナ展 - TOTO ギャラリー・間

The Forces in Architecture

何がプロジェクトのフォルムを決めるのか。

私たちは、単に答えを出すためにではなく、然るべき問いを設定するためにも、十分に時間をかける。その問いを解決することが、プロジェクトの役目なのだから(見当違いな問いに律儀に応えてしまうことほど不毛なことはない)。

プロジェクトの方程式には不可避の項もある。例えば重力や自然がそうである。重力は事実であり、プロジェクトに重さがあることの帰結でもある。かたや自然はさまざまな度合いで作用するので、私たちはプロジェクトの全体像を見失ってはいけない。重力にせよ自然にせよ原始的な力をフォルムに隔世遺伝させ、そうしてフォルムをいくぶん規定していく。これが恣意性を取り除くフィルターの働きをしてくれる。

普通は気づかないかもしれないが、ほかにも建築に作用する力はいろいろある。むしろ先のふたつよりずっと強力なので、これには素直に従いたい。一例が、生活習慣と日常生活の影響力である。野原を最短距離で横断するための近道を探ること、寝室にさわやかな朝日を取り入れ、逆に夜は暗くすること、あるいは何千年も前から進化していない人間の眼にはまぶしすぎる、オフィスのカーテンウォール越しに射す現代的な光を和らげようとカーテンを吊るすこと、すべては生活習慣の力の痕跡なのである。

いずれの力も、建築のフォルムを決める(仮にこれらを無視したとしても、どのみちフォルムは変わる)はずである。本展は、これらの力の作用の記録である。

アレハンドロ・アラヴェナ

http://www.toto.co.jp/gallerma/ex110727/index.htm



「チェアレス」にも表れているように
何が要求されているのかをとことん突き詰めて、シンプルな手法で解決する様は
本当に鮮やかでかっこいいです。

チェアレスはこのギャラリーで自由に体験できるのですが
今更ながら、やっておけばよかったかなーと思った。
そんなに広くなかったので・・・
色んな美術館で販売されてますし、前々から興味あったんですけどね

展示方法も斬新すぎてびっくりした。
建築資料を吊るした風船が、ギャラリーの天井にみっしり浮かんでいて
まるで樹海のような様相・・・
こういう展示方法もやってみたいなーと思いましたw
posted by じゃいじゃい at 18:39| Comment(0) | 鑑賞所感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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