2013年06月29日

2013年上半期に観た展覧会のおさらい

うおおおおおお

1月 東京国立近代美術館 60周年記念特別展美術にぶるっ! ベストセレクション 日本近代美術の100年
   国立新美術館 DOMANI・明日展 2013
          アーティスト・ファイル2013―現代の作家たち

2月 森美術館 会田誠展:天才でごめんなさい
   国立新美術館 文化庁メディア藝術祭
  タカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/今井智己 「Semicircle Law」
  OTA FINE ARTS 常設展
   アルマスGALLERY Melting Points
  世田谷文学館 帰ってきた寺山修司展

3月 ワタリウム美術館 JR「世界はアートで変わっていく」
   東京都美術館 エル・グレコ展
          都美セレクション 新鋭美術家 2013
  水戸芸術館 坂茂 建築の考え方と作り方
   茨城県立近代美術館 二年後。自然と芸術,そしてレクイエム
             3.11 ユニセフ東日本大震災報告写真展
  タカ・イシイギャラリー(清澄) 森山大道 「写真よさようなら」
   WAKO WORKS OF ART Joan Jonas"Reanimation"
   DAZZLE 飯田信雄 写真展「夢見草」

4月 Bunkamuraザ・ミュージアム ルーベンス展
   ミッドタウン・デザインハブ - (   )も(   )も(   )も 展 〜デザインとまなざし〜
   岡本太郎展 8/ ART GALLERY
  渋谷ヒカリエ開業1周年記念特別建築展 8/CUBE 1, 2, 3
  21_21 DESIGN SIGHT 企画展「デザインあ展」

5月 東京国立近代美術館 フランシス・ベーコン展
  国立西洋美術館 ラファエロ展 
           風景―国立西洋美術館素描コレクションより
  東京都美術館 レオナルド・ダ・ヴィンチ展-天才の肖像
         ベストセレクション 美術 2013
   東京国立博物館 国宝 大神社展
  北海道立帯広美術館 画家 岸田劉生の軌跡 油彩画、装丁画、水彩画などを中心に
             20世紀のプリントアート
   神田日勝記念美術館 神田日勝 浅野修 生誕75年記念展
   福原記念美術館
   国立国際美術館 美の饗宴 関西コレクション 
           ピカソの版画と陶芸、塩見允枝子とフルクサス
   大阪歴史博物館 幽霊・妖怪画大全集

6月 東京都現代美術館 フランシス・アリス展(メキシコ編)
  TAP GALLERY 若山忠毅 写真展『縁-へり-』
   AI KOWADA GALLERY Hiroshige FUKUHARA"Instantiation"
   東京ステーションギャラリー エミール・クラウスとベルギーの印象派
   インターメディアテク 東京大学コレクション
  デザインハブ 「未来を変えるデザイン」展
  鏑木清方記念美術館 鏑木清方生誕135年記念 初夏の風情 ―随筆『こしかたの記』とともに―
   原美術館 ソフィカル - 最後のとき/最初のとき
  国立新美術館 貴婦人と一角獣展
          公募第28回 日本水墨院展


ブログの記事数は少なかったくせに、ちょっと頑張りすぎましたかね・・
昨年末から今年2月にかけて、自身のサークルで企画した展示で
少し時間がなかったのですが、終わってからはもう際限なく遊びまわってしまったので、
感想を書き残す間もなく次々観てたものですからねえ。
今年の後半はもう少しひとつひとつじっくり味わうようにします!

■印象的だったもの
 ・エルグレコ展
  寄り道するだけのつもりでしたが、思った以上に作品のインパクトが強かった。
  お客さんもみんな跪いて鑑賞するほどに、与えられた畏怖感すごかったねー
  生で観てこそでした。

 ・会田誠展
  なんかもうこれ…反則でしょw あえてノーコメント

 ・フランシスベーコン
  グロキモい絵なんですが、謎の引力により作品から離れることが出来なくなる展示でした。
  展示ポリシーとして反射して見づらいガラスを使われていたのですが、
  画家自身が、画家とモデル、そして作品と鑑賞者の線引きが曖昧になることを嫌い、
  それぞれの立場をしっかりさせようとしていた、その姿勢が印象的でした。

 ・ソフィカル
  各作品もそうですが、それぞれの映像作品からなる波の音がインスタレーションになっていたり、
  美術館そのものが一つの物語として展開していくような展覧会構成が新鮮でした。
  何よりもそれぞれの物語が深い。背中は顔や表情よりも物を語る。

 ・一角獣
  前記事参照

非常に個人的な感想になってしまいますが、
上半期ベスト展覧会は神田日勝記念美術館ですね。
生まれて初めて観た絵でありながら、最も心に長く残っている絵、
『馬(絶筆)』に20年振りに再会できたのです。本当に感涙です。
posted by じゃいじゃい at 22:31| Comment(0) | めも | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

国立新美術館 - フランス国立クリュニー中世美術館所蔵 貴婦人と一角獣展


フランス国立クリュニー中世美術館の至宝《貴婦人と一角獣》は、西暦1500年頃の制作とされる6面の連作タピスリーです。19世紀の作家プロスペル・メリメやジョルジュ・サンドが言及したことで、一躍有名になりました。
千花文様(ミルフルール)が目にも鮮やかな大作のうち5面は、「触覚」「味覚」「嗅覚」「聴覚」「視覚」と人間の五感を表わしていますが、残る1面「我が唯一の望み」が何を意味するかについては、“愛”“知性”“結婚”など諸説あり、いまだ謎に包まれています。
本作がフランス国外に貸し出されたのは過去にただ一度だけ、1974年のことで、アメリカのメトロポリタン美術館でした。 本展は、この中世ヨーロッパ美術の最高傑作の誉れ高い《貴婦人と一角獣》連作の6面すべてを日本で初めて公開するもので、タピスリーに描かれた貴婦人や動 植物などのモティーフを、関連する彫刻、装身具、ステンドグラスなどで読みといていきます。
クリュニー中世美術館の珠玉のコレクションから厳選された約40点を通して、中世ヨーロッパに花開いた華麗で典雅な美の世界を紹介します。

http://www.nact.jp/exhibition_special/2013/lady_unicorn/index.html

引用部分にも書かれてますが、
美術館の前情報とか各種メディアで事前に見ていて、
6枚のタピスリーがそれぞれ五感と理性を表してる説が有力ということを予習済みでの鑑賞。
しかしながら、実際に目の当たりにして見るとやっぱり更に新しい発見あったりして面白かった。
こういった美術作品の謎を解き明かしていくような構成って、どんどん深みに誘導されるので凄くイイ……

私的感想としましては、
もっと単純に、人との関わり方とか愛情表現が描かれてたんじゃないかなーと思いました。
諸説ありますけど、わざわざ五感を表す目的がいまいち分からなかったので…
それと、贈り物であれば、貴婦人自体がラヴィスト家の象徴とされているのであれば、
一角獣も獅子も付き従うように描かれてるのも納得できるので、そういう見方も面白いかな?と思いました。
「我が唯一の望み」も全然解釈変わってくるかもしれませんけどね。

もう一つ印象的だったのは展示室レイアウト。
各タピスリーに囲まれるような円形の展示室がまず最初にあり、
そのインパクトだけでも圧巻でしたが、
それを取り巻くように周囲に解説パネルやクリュニー所蔵作品が展示され、
タピスリーの展示室に簡単に戻れるようになってるのです!
一通り作品見た後に「もう一回観たいな」とすぐに行けるのはすごく助かりましたw
新美は再入場できませんからね。

posted by じゃいじゃい at 21:56| Comment(0) | 鑑賞所感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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