2012年10月06日

リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の秘宝・深堀隆介個展『色浴ノ秋』 / 国立新美術館

オーストリアとスイスの間にあるリヒテンシュタイン侯国。同国の国家元首であるリヒテンシュタイン侯爵家は、優れた美術品収集こそが一族の栄誉との家訓のもと、500年以上にわたってヨーロッパ美術の名品を収集してきました。その数は3万点に及び、英国王室に次ぐ世界最大級の個人コレクションといわれています。本展では同コレクションから139点の名品を選りすぐり、日本で初めて公開します。世界屈指のルーベンス・コレクションからは、愛娘を描いた《クララ・セレーナ・ルーベンスの肖像》など10点が一挙に来日。ラファエッロ、クラナッハ、レンブラント、ヴァン・ダイクをはじめとする巨匠たちの名画や、華麗な工芸品が一堂に並びます。
http://www.nact.jp/exhibition_special/2012/liechtenstein/index.html


今日行ってきました。
ポスターのキャッチコピー『わが宮殿へようこそ』に惹かれて…
これは国立新美術館でこれまで開催されてきた企画展の中で
トップクラスにどストライクなキャッチこぴーなんじゃないかと、
まあそれはいいとして、ルーベンス、レンブラントを始めとした侯爵家コレクション
ピーターブリューゲル、ヤンブリューゲルもあり豪華
作品だけでなく展示室の作りから、侯爵家の調度品の展示もあり正しく
『宮殿』と言って良い展覧会です。
チラシを見た瞬間から展示室を出る瞬間までたっぷり興奮できた数少ない展覧会といえましょう

ちなみにポスターに使われていた作品は
ルーベンス長女クララの肖像でした。
彼女の生涯は長くはありませんでしたがインパクト大でしたね

もうひとつ、ミュージアムショップでは
深堀隆介の金魚展が行われておりました。
http://goldfishing.info/news/
写真集見たときは衝撃で言葉も出ませんでしたが、実物見ると驚きが一層です…
どうみても生きている金魚にしか見えません。

深堀隆介個展  『色浴ノ秋』  しょくよくのあき
期間:2012年9月19日(水)〜10月22(月)   
場所:SFT GALLERY
時間:10:00~18:00(金~20:00) 火曜日定休  
posted by じゃいじゃい at 23:10| Comment(0) | 鑑賞所感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月16日

奈良美智:君や僕にちょっと似ている / 横浜美術館

一目見ると忘れがたい印象を残す子どもや動物たち。奈良美智(なら・よしとも)が作り出す作品は、時に挑戦的であり、またある時には瞑想しているような憂いを帯びた、多彩な表情を見せてくれます。そこには、可愛らしさの奥底に秘められた強い意思や、言葉にできない感情といった、相反する営みが共存する人間の奥深さが表れ、見る者の想像力をかきたてる魅力を秘めています。
絵画やドローイングをはじめ、大規模なインスタレーションなど、多様な作品を通じて広く世界中の人々を魅了してきた奈良美智は、今、再び創作活動の原点に立ち返り、文字通り自らの手によって生み出される指の跡もあらわな彫刻など、新たな作品世界を切りひらこうとしています。
http://www.nara2012-13.org/exhibition/


先週、やっと見に行くことが出来ました!
今年に入って奈良さんの作品を、あらゆるメディアで見かけるようになっていたので
非常にきになってたんです。
しかし子ども無料ということもあり、かなり混雑していました。
昼前でも、エントランスから外までチケット購入列が伸びるほど…恐ろしい光景で
上野のマウリッツハイス展行ったときより混んでたような…

奈良美智さんの作品は、ややグロいのもあるので、
展覧会が親子連れで賑わうなんて光景、全く想像できなかったんですが
今回こうして横浜美術館で、大人から子どもまでがじっくりと
作品に向き合っている様子を見て考えが変わりましたね。

作品が、観る人の年代や性別などの垣根を全て取っ払っている。
これは凄いことですよ。万人に共通するインスピレーション、
不純物が一切ない状態で作品として凝縮させないと、こんなこと不可能だと思います。
posted by じゃいじゃい at 20:39| Comment(0) | 鑑賞所感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月15日

レオナルド・ダ・ヴィンチ もう一つの遺産(高崎市美術館) / 企画展 濱田庄司(高崎市タワー美術館)

今日は群馬行ってきました!
ちょっと用事で大宮まで行ってきたのですが、
せっかく大宮まで来たならそのまま高崎線で高崎まで行っちゃおうとw
なので高崎駅周辺をぶらぶらついでに、東口と西口それぞれにある
市立美術館を覗いてきました。

■レオナルド・ダ・ヴィンチ もう一つの遺産
http://www.city.takasaki.gunma.jp/soshiki/art_museum/art/davinci.htm

ヨーロッパであらゆる芸術文化が鮮やかに花開いたルネサンス。その時代に、世界的な名画《モナ・リザ》や《最後の晩餐》を描いた天才、レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452-1519)は生まれました。現在、ダ・ヴィンチはもっとも有名な画家の一人ですが、画家として活躍する一方で、科学、物理、医学、建築、数学、天文学、彫刻、さらには音楽にいたるまで、様々なことに挑戦し、膨大な研究を遺しました。それらの成果は、たくさんのメモや手稿、素描など、現存するものだけでも8,000枚に及ぶといわれ、その研究の中には、ヘリコプターや飛行機、エンジンの基礎になるものや、現代の技術でも実現不可能なテクノロジーがたくさんつまっています。
本展覧会では、ダ・ヴィンチの遺した貴重な手稿や素描のファクシミリ版(※)と、それに基づいて制作された模型をあわせて展示し、“万能の天才”レオナルド・ダ・ヴィンチの創造の世界と、そのアイディアの源を探ります。

手稿に基づいた実験装置の模型展示がメインで
子供向けワークショップも開催されており、家族連れで賑わっていました。
内容はライトにまとめられていましたが、徹底的な描写のための
研究の奥深さは、見れば見るほど恐ろしい…
ちなみに絵画展示は全くありませんでしたが、
作品のベースラインは見て学ぶことができます。


■企画展 濱田庄司 ─大阪市立東洋陶磁美術館所蔵 堀尾幹雄コレクション─
http://www.city.takasaki.gunma.jp/soshiki/art_museum/t/t201202.htm

20世紀を代表する陶芸家・濱田庄司(1894〜1978)。濱田は東京高等工業学校(現東京工業大学)窯業科を卒業後、京都市陶磁器試験場で主に釉薬の研究に従事しました。26歳の時にバーナード・リーチの誘いで渡英、セント・アイヴスで本格的な作陶を開始し、帰国後は栃木県益子に拠点を置き独自の作陶活動を展開しました。民藝運動の中心的存在でもあった濱田は、自らも生活に根ざしたやきものづくりに生涯をかけ、1955年(昭和30)には第1回重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定、1968年(昭和43)には文化勲章を受章しています。
大阪市立東洋陶磁美術館には、濱田の人と作品に深く魅せられた故・堀尾幹雄氏が長年にわたって蒐集した200点を超える濱田作品が寄贈されており、日本有数のコレクションとして知られています。使い手を意識しながらも高い創造性をあわせ持ち、大胆で力強い作品を数多く生み出した濱田の手仕事の軌跡、そして半世紀以上におよぶ堀尾氏の蒐集の軌跡から、濱田の作品、人物の魅力に迫ります。


釉薬や土に対する研究だとか、陶芸への姿勢だとか、非常に魅力的でした。
各所に展示されてる氏の言葉は、
大げさな書き方かもしれませんが、
仕事を通じて生きる上での指標になるかもしれません。

posted by じゃいじゃい at 00:10| Comment(0) | 鑑賞所感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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